今日は月曜だったけど、幼稚園は今週末に控える卒園式の振替休日ということで
長女も次女もお休み。
年長の長女めいさんがお友達のおうちにお呼ばれしたので
妻と子どもらは午後、その子のおうちにお出かけしました。
生まれて初めて、自分のお友達のおうちに遊びに行ったんじゃないかな。
と言っても、自分ひとりだけではないんだけどね。
いいなぁ。おれも行きたかったなぁ。
何して遊んだんだろう。何を喋ったんだろう。
何を食べたり飲んだりしたんだろう。
めいさんが友達のおうちに行くとどんな感じになるんだろう。
めいさんは場面緘黙(ばめんかんもく)。
選択性緘黙(場面緘黙-ばめんかんもく-)とは、
家などでは普通に話せて会話もできるのに、
学校や職場などの特定の場所で1か月以上話せなくなる状態です。
自分の意志で話さないと決めているのではなく、
話す必要がある状況でも話すことができません。
場面緘黙は医学上の定義では不安症(不安障害)の一種と考えられており、
発達障害には含まれていません。
とのこと。
めいさんはもうすぐ卒園、3年間幼稚園に通ったけど、
まだ不安が大きく(?)て、幼稚園では話すことが出来ない。
家じゃめちゃくちゃ喋って歌って踊って変な顔して なんだけどね。
そんなめいさんにも、いつも明るく声をかけてくれる他のお友達たち。
今日はその中でも、すごく懇意にしてくれてる ひなのちゃん のおうちにお呼ばれしました。
他の子にもだけど、ひなのちゃんに対しても
恥ずかしくて(?)、いつも声を出したりすることが出来ない。
なのになぜか(自分は、なぜかと思ってしまう)いつもいつも声をかけてくれたり
今日みたいにおうちに誘ってまでくれる。
挨拶すら返さずに下を向いちゃうめいさんなのに。 本当にありがたい。
子どもって、不思議で、素敵だなぁ。
きっと理由や理屈なんていらないんだろうなぁ。って
自分の心の曇りが嫌になる。
ひなのちゃんとめいさんは生活発表会でも同じ役をやったんだけど、
今回おうちで遊ぶときには「その時の衣装を着てきてね」って言われてた。
めいさんも別に嫌とも思わずに持って行ったみたいだけど
なぜだか結局めいさんしか着なかったらしい。 なんじゃそりゃ。
恐らくひなのちゃんには悪意なんて少しもなかっただろうし、
鈍感力の高いめいさんも「嫌だな」なんてこれっぽっちも思わなかっただろうな。
見てる大人からしたら、その状況面白かっただろうなぁ。
いいなぁ。行きたかったなぁ。
めちゃくちゃ不幸なことに、おれは今日も残業で、
今日の様子をめいさんから聞くことが出来なかったので
明日の朝、ご飯の時にでも詳しく教えてもらう事にする。
*年中組めいさんの場面緘黙エピソード*
幼稚園から降園して、近所の公園に遊びに行った時の事。
上述のように、家族と居るときは普通に話したり笑ったり元気いっぱい遊んだりしてるので、
公園でもそんな感じで家族で遊んでいた。
そこへ同じ幼稚園のお友達も遊びに来て、
そんなめいさんを初めて見たんでしょうね、
「めいちゃんが喋ってる。めいちゃんってそんな声だったんだね。」って。
もう1年以上同じ教室で過ごしているのに、そうなんだなーって。
幼稚園で喋れなくても、まだまだ社会に出るまでこれから何年もあるんだし
そんな気にすることないかなぁ なんて軽く考えてたんだけど、
もしも良くならなかったら、困るのは他でもないめいさん本人なんだよなぁ。
って考えたら、何もせずに様子を見続けるのも違うのか、
ということで、通級教室に通い始めた。
年長さんの後半の半年、それから1年生になってからも、継続して。
プロにアドバイスをいただきながら、
少しずつでもめいさんが生きやすくなってくれたらいいなぁ。
より幸せになってくれたらいいなぁ。そしたら幸せだなぁ。
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